日 時 | 2016年12月16日(金) 18-19時30分 |
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場 所 | 京都大学iCeMS 2階展示室 |
スピーカー | 森 誠之 さん(株式会社GOCCO.) |
メモ
〇 GOGGO.の紹介
- 岐阜県大垣市
- 地方はR&Dに向いている
- 近隣に「公益財団法人ソフトピアジャパン」「情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]」等 ・ Creative&Technology&Craft
- 他にはない技術とアイディアで「ちょっと未来」を提案する会社
- 生活にテクノロジーがどのように結びつくか、既存のものにテクノロジーを入れるとどうなるか
- 複数のテクノロジーを今の感覚で融合させる
〇 システムやコンテンツの紹介
◆ PIT システム http://www.gocco.co.jp/pit.html
- 静電インクを使った印刷物にスマホで触れるとコンテンツにアクセスできる
- ローコストで大量に頒布できることが強み ex. POCARI Music Player、CAP DJ、水族館の説明キャプション
〇 LITシステム
http://www.gocco.co.jp/lit.html
- 可視光のパターンをアプリが認識
- 任意のコンテンツを作成できる ex. 工場の説明キャプション
〇 ミニフューチャーシティ
- 子どもがデジタルのまちづくりを体験するイベント
- 「光のコイン」等を使用
〇 ITイノベーション教室
http://www.gocco.co.jp/savo.html
- 地元の人たちやお店とのコラボレーションも
〇 すごラジ
- ラジコンの視点で見える映像を作成
- 地元の高校生とコラボレーション
〇 SPACE BALLOON Project
- 宇宙にスマホを打ち上げ、地球と自撮りをするプロジェクト
- 企業のCSR事業やテレビ局からの依頼があった
〇 ハイパーブルブルスプリント
http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/exhibition/special_exhibition/005/index_j.htm
- 紙の動物にコースを走らせるゲーム
- プロジェクションマッピングなどの仕掛け
〇 おばあちゃんロボット“智恵子”
- ユーザーとロボットが「会話」する
- 会話の中から名詞を抽出してyahoo知恵袋のAPIに投げる
- 耳が遠い設定なので、会話が多少たどたどしくてもOK
- ロボットのモチーフの違いによって人間とロボットとの関わりが大きく変わるかも
〇 コーヒー豆の選別装置
- 画像処理でコーヒー豆を選別する
- 産学連携
- ハードウェアの開発に苦労した
〇 巨大な空気砲
http://www.gocco.co.jp/bazooka.html
- Ogaki Mini Maker Faire 2014などで実施
- twitterのハッシュタグ×5で空気砲を発射
〇 フェス
- 岐阜を知ってもらうことがねらい
- ビジネスシンポジウム、クラブ、ライブなどの融合
- 駐車場をクラブ化。360度カメラをつけて様々な人の視点を配信。
〇 質疑応答
- アプリ等は電力が必要。省電力化を考えていきたい。
- どういう仕組みであればユーザーが「触ってくれるか」を考えている。そのためには、モノのデザイン性とデジタルのデザイン性の両方が大切。
- メリットとデメリットを考えて、その場面やユーザーに最適化したものを提供する。
- コンテンツは「ウィット」が必要。少しウィットがあるだけで入りやすくなる。
- オープンサイエンスの動きに企業としてどのようにコミットできるかを考えたい。
(作成:一方井 祐子)